presentが贈り物と現在と出席で同じ理由|「目の前にある」1個で足りる

presentのコアイメージ|贈り物・現在・出席が同じ「目の前にある」 英単語のコアイメージ

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presentには、贈り物・現在・出席している・提出する、と訳が並びます。プレゼントと現在形が同じ単語なのは、私にとって長いこと謎でした。

結論から書きます。presentの意味は1個です。「目の前にある」。日本語の擬態語なら「スッ」、目の前に差し出される感じです。それだけで4つとも説明がつきます。

4つの訳を1個に戻すとこうなる

何が目の前にあるか できる訳
この時間が、目の前にある 現在・今の
その人が、目の前にいる 出席している・いる
物を、相手の目の前に出す 贈る・贈り物
資料を、相手の目の前に出す 提出する・発表する

プレゼンテーションも同じ単語です。贈り物とプレゼン資料は、動きとしては同じことをしています。相手の前に出している。

語のかたちが「前に・ある」でできている

presentは、ラテン語の praesent-(目の前にある)から来ています。分解すると prae(前に)+ esse(ある)

esse は「ある・存在する」で、英語の be にあたる言葉です。つまりpresentは、はじめから「前にある」という状態を指す言葉でした。贈り物の意味は、そこから「前に差し出す」という動作に伸びた結果です。

語源を覚える必要はありません。目の前にある、の1個だけ持っておけば足ります。

アクセントの位置で名詞と動詞が変わる

presentは、読み方が2つあります。ここが実用上いちばん効くところです。

  • PRE-sent(前にアクセント)= 名詞・形容詞。贈り物、現在の、出席している
  • pre-SENT(後ろにアクセント)= 動詞。提出する、発表する、贈る

この2つは、コアイメージの分かれ方とそのまま対応しています。前アクセントは「目の前にある」という状態、後ろアクセントは「目の前に出す」という動作。アクセントを2パターン暗記するのではなく、状態か動作かで判断すれば出せます。

record(記録/記録する)、object(物/反対する)も同じ規則です。名詞は前、動詞は後ろ。

実際の文で見る

  • Everyone was present at the meeting./全員が会議に出席していた
  • at the present time/現在のところ
  • She presented the results to the board./彼女は結果を役員会で発表した
  • He was presented with an award./彼は賞を授与された
  • This presents a problem./これは問題を生じさせる(=問題が目の前に出てくる)

最後の This presents a problem. は、贈り物でも出席でもありません。それでも目の前に出す、が分かっていれば読めます。

present と gift の違い

どちらも贈り物ですが、使われる場面が違います。

  • present:個人から個人へ。誕生日、クリスマスなど日常寄り
  • gift:やや改まった言い方。企業からの贈与、寄付、ギフトカードなど

日本語のプレゼントとギフトの使い分けに近い感覚で、大きく外しません。迷ったら会話ではpresentで足ります。

presentが入っている単語は、まとめて読める

presentは派生語が多い単語です。1個の動きが分かっていると、まとめて処理できます。

  • presence/存在、居合わせること。目の前にある状態そのもの
  • presentation/発表。目の前に出す行為
  • presently/まもなく/現在。目の前に来る時間
  • represent/代表する、表す。re(再び)+ present(目の前に出す)
  • omnipresent/どこにでもある。omni(すべて)+ present(目の前にある)

representがいちばん効きます。代表する・表す・相当する、と訳が3つ以上ある単語ですが、「もう一度目の前に出す」で全部つながります。議員が有権者を代表するのも、グラフがデータを表すのも、元のものを別の形でもう一度目の前に出しているという同じ動きです。

presentを1個押さえると、この5語がついてきます。単語帳のページで言えば、半ページぶんが片づく計算です。

present の意味は、辞書を並べれば自分で1個に戻せます。戻せないのは音のほうです。

present は名詞と動詞でアクセントの位置が動きます。前に置けば「贈り物・出席している」、後ろに置けば「提示する」。意味を1個に戻しても、強く読む場所を間違えると別の品詞として聞こえます。

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よくある質問

be present と attend はどう違いますか

be present はその場にいるという状態、attend は出席するという動作です。名簿の確認なら present、予定を伝えるなら I’ll attend the meeting. のほうが自然です。ここでもコアイメージの分かれ方と同じで、状態か動作かで選べます。

presently は「まもなく」ですか「現在」ですか

どちらの用法もあり、地域で傾向が分かれます。誤解が起きやすいので、まもなくなら soon、現在なら currentlyを使うほうが安全です。読むときだけ両方あると知っていれば足ります。

「プレゼンする」は present でいいですか

使えます。present the plan(企画を発表する)の形です。give a presentation も同じくらい使われます。presentは動詞なので目的語が要る点だけ注意してください。I will present. だけでは何を出すのかが抜けます。

同じやり方で見た他の単語

  • put on|着る・太る・音楽をかける → 表面にのせる
  • まとめ

    • presentの意味は1個。目の前にある
    • 時間が目の前=現在、人が目の前=出席、物を目の前に出す=贈る・発表する
    • アクセントは、状態なら前、動作なら後ろ

    この考え方を他の単語にも使う手順は、英単語のコアイメージとは|意味を4つ覚えるのをやめて、1個の動きに戻す手順にまとめています。調べる単語の選び方から書いています。

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