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TOEICでリスニングだけが動かない、という状態がある。リーディングは少しずつ上がるのに、リスニングが同じ帯をなぞる。通勤中に音声は流している。参考書も替えた。それでも数字が変わらない。
この記事では、聞き流しを続ける前に確認する3つを書く。原因を1つに決めるのではなく、自分の場合はどこで止まっているかを切り分けるための項目になる。
この記事の書き方について:公式情報と書いた箇所は、出典と確認日を付けている。それ以外は確認項目(自分で確かめること)と提案(この記事の考え)で、断定ではない。効果や必要な時間を保証するものではない。
確認1、どこで止まっているかを切り分ける
リスニングが止まる場所は、この記事では3つに分けて見る。①音そのものが拾えていない、②拾えているが意味が一拍遅れる、③意味は追えているが設問まで残らない。同じ「聞き取れない」でも、次に見る場所が変わる。
1つ目の確認項目で①と③が分かれ、2つ目の確認項目で②があるかどうかが分かる。②は①③のどちらとも重なることがあるので、別に確かめる。
音が拾えていないのか、拾えているのに残らないのか
Part3とPart4で、音そのものは耳に届いているのに、設問に来た瞬間に何の話だったかが抜けている、という状態がある。この場合と、音そのものが拾えていない場合とでは、次にやることが変わる。
確認項目:1つの音声を聞いたあと、設問を見ずに内容を1文で言えるかを試す。言えるのに設問で落とすなら保持の問題、言えないなら聞き取りの問題の可能性がある。
意味が一拍遅れる感覚があるか
確認項目:音を拾えているのに意味が遅れる感覚があるかを確かめる。ある場合、頭の中で日本語に訳してから理解している可能性がある。この場合、聞く量を増やしても訳す工程は残る。
設問の先読みを試す
提案:Part3とPart4は、音声が流れる前に設問と選択肢に目を通しておくと、聞くときに何を待てばいいかが決まる。今日から変えられるので、先に試して差が出るかを見る。
確認2、聞き流しが入力になっているか
流している時間と、意味を追えた時間は別に数える
学習アプリが自動で数えてくれるのは再生時間で、意味を追えた時間ではない。
確認項目:流し終わったあとに、内容を1文で言えるかを試す。言えない回が多いなら、その時間は入力になっていない可能性がある。
記録するのは再生時間ではなく、言えた回数
提案:1日の終わりに「今日、内容を言えた回数」を書いておくと、再生時間とは別の数字が残る。増やす場所を決めるときに、こちらのほうが使える。
確認3、自分の音を外から確かめる手段があるか
シャドーイングの自己判定には限界がある
シャドーイング(音声を追いかけて口に出す練習)は広く使われている練習だが、自分の声が正しいかどうかを自分で判定する部分が残る。
確認項目:お手本を1文聞く、同じ速さで真似る、自分の声を録って聞き比べる。ここまでやって、どこがどう違うかを言葉にできるかを確かめる。できないなら、比べる基準が手元にない状態になる。
直し方まで分かる形があるか
提案:ずれが分かっても、正しくはどう出すのかは別の情報になる。舌の位置や息の抜き方まで指示が入る形を検討する段階かもしれない。発音を専門に扱うサービスは、そのための選択肢の1つになる。
公式情報:speekは、上智大学の北原真冬教授が監修する音声学ベースの発音矯正スクール。講師は言語系の学位保持者のみで、完全オンラインで対応している(speek公式サイト・2026年8月8日時点)。
この2つは扱う範囲が違う。speekは音の直し方、スパトレは話す練習の量になる。
確認1で①(音そのものが拾えていない)に寄っていて、確認3で自分ではずれを言葉にできなかった場合が、ここを見る段階にあたる。③(設問まで残らない)だけなら、先に確認2の記録から始めるほうが近い。
聞き流しを入力に変える工程は、教材を自分で選ぶより、パート別に並んでいるものを順に潰すほうが早く終わります。
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話す練習を混ぜてみるかどうか
提案:覚えた語を、話す場面で口から出す練習を足すという選択肢もある。聞く練習と話す練習を別々のものとして扱わない、という考え方になる。効果を保証するものではないので、まず短い期間で試して、自分の場合に変化があるかを見る。
公式情報:スパトレは第二言語習得論に基づく学習方法で、自習とレッスンを組み合わせる形になっている。7日間の無料期間がある(スパトレ公式サイト・2026年8月8日時点)。レッスンの前に自習をする設計なので、その時間を置けない人には向かない。
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発音そのものを直すかどうかで迷っているなら、大人の発音は直らないのかを確かめる2つのことで判断の順番を整理している。
最初の2週間の組み方
リーディング側も止まっているなら、TOEIC600点が取れない原因4つ|受験者の約半数は600点未満で両方の内訳を並べる手順を扱っている。
社会人の勉強が止まる理由は、時間がないことより時間が読めないことにある、という面がある。残業で夜が消えると、その日の予定ごと消える。
提案:必要な時間は人によって違うので、決まった分数は示さない。代わりに、崩れない枠を1つ決めるところから始める。
- 夜が崩れても残る時間帯を1つ選ぶ(朝、通勤、昼休みなど)
- その枠に置くのは1つだけにする。欲張らない
- 2週間つけて、その枠が続いているかだけを見る
続いていないなら、置く場所が合っていない。中身を変えるより先に、枠のほうを変える。
今日、この3つだけ試す
- 音声を1つ聞いて、設問を見ずに内容を1文で言えるかを試す(①か③かが分かれる)
- そのとき、意味が一拍遅れる感覚があるかを確かめる(②があるかどうか)
- その日の終わりに、内容を言えた回数を書く。再生時間は書かない
3つとも今日のうちに終わる。ここで出た結果が、確認3へ進むかどうかの材料になる。
あわせて確認したいもの
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