英語コーチングの料金比較|総額ではなく「残った月数」で割って見る

英語コーチングの料金比較 英語コーチング

この記事にはプロモーションを含みます。

英語コーチングの料金を比べると、総額の大小で順位が付く。ただ、その順位は卒業後に何ヶ月続いたかを入れると入れ替わる。

この記事では、料金表を比べる代わりに、総額を「残った月数」で割って1ヶ月あたりに直す計算を置く。同じ金額でも、単価は何倍も変わる。

この記事の書き方について公式情報と書いた箇所は、出典と確認日を付けている。それ以外は確認項目(自分で確かめること)と提案(この記事の考え)で、断定ではない。金額は試算と書いた箇所だけで、実額の保証ではない。

公式サイトの実額(2026年9月2日確認)

公式情報:各社の公式サイトに表示されている金額をそのまま並べる。表示が税別のものは税込に直し、入会金を足した総額を出している。キャンペーンや改定で変わるので、申し込む前に必ず各公式サイトの最新表示を確認すること。

スクール/コース 期間・回数 受講料(税込) 入会金(税込) 総額(税込)
ENGLISH COMPANY/マンツーマントレーニング 3ヶ月・45分×48コマ 544,500円 55,000円 599,500円
プログリット/ビジネス英会話 3ヶ月・面談12回 514,800円 55,000円 569,800円
プログリット/ビジネス英会話 2ヶ月・面談8回 360,800円 55,000円 415,800円
ライザップイングリッシュ/英会話 16回・1回50分 437,800円 55,000円 492,800円
ライザップイングリッシュ/英会話 24回・1回50分 580,800円 55,000円 635,800円
トライズ/スキルアップコース 3ヶ月 552,332円 公式表示に記載なし 552,332円
トライズ/TOEIC対策専用コース 2ヶ月 374,880円 公式表示に記載なし 374,880円
トライズ/スピーキング本科 12ヶ月 961,400円 公式表示に記載なし 961,400円
出典:各社公式サイトの料金ページ(2026年9月2日確認)。プログリットとENGLISH COMPANYは公式表示が税別のため、10%を加えて税込に直した。トライズは公式ページに入会金の記載がないため、受講料のみを総額としている。

確認項目:総額はだいたい40万〜60万円の帯に集まる。この表を見て「どこが安いか」を決めようとすると、40万円台の2ヶ月コースが勝つ。ただし2ヶ月と3ヶ月と12ヶ月を同じ列で比べているので、この順位には意味がない。

同じ金額の「1時間あたり」が、割り方で22倍変わる

単価に直すとき、分母の候補は2つある。どちらで割るかで答えが変わる。

  • 自習込みの総学習時間:1日3時間で3ヶ月なら270時間、2ヶ月なら180時間。ライザップイングリッシュは公式サイトに「推奨自宅学習時間 3時間/日以上」と書かれている。
  • 人がついている時間:セッションや面談の実時間だけ。公式サイトに回数と1回の分数が書いてあるので計算できる。
コース 総額 自習込み時間で割る 人がつく時間で割る
プログリット 3ヶ月 569,800円 270時間 → 2,110円 12時間 → 47,483円 22.5倍
プログリット 2ヶ月 415,800円 180時間 → 2,310円 8時間 → 51,975円 22.5倍
ライザップ 16回 492,800円 180時間 → 2,738円 13.3時間 → 36,960円 13.5倍
ライザップ 24回 635,800円 180時間 → 3,532円 20時間 → 31,790円 9.0倍
ENGLISH COMPANY 3ヶ月 599,500円 270時間 → 2,220円 36時間 → 16,653円 7.5倍
試算:自習込み時間は「1日3時間×期間の日数」で置いた仮の値。面談の1回あたりの分数が公式に明記されていないプログリットは、1回60分として計算している。実額の保証ではない。

提案:この2つの列は、性質のちがう買い物を表している。

  • 左の列(2,110〜3,532円)は自分が270時間動いた場合の値段。動かなければこの数字は存在しない。
  • 右の列(16,653〜51,975円)は何もしなくても確定している値段。人がついた時間に対して払った分で、ここは契約した時点で決まる。

参考として、市販の参考書1冊2,000円を20時間使えば1時間100円になる。左の列とは21〜35倍、右の列とは166〜519倍の開きがある。

確認項目:右の列と左の列の差が大きいスクールほど、成果が自分の自習時間に依存している。ENGLISH COMPANY(7.5倍)は人がつく時間が36時間あるので依存度が相対的に低く、プログリット(22.5倍)は面談12時間で自習270時間を管理する設計なので依存度が高い。どちらが良い悪いではなく、自分が270時間を積める側の人間かどうかで、向き不向きが逆になるという話になる。

先週、英語に何時間使ったか

確認項目:申し込む前に、先週の実績を数える。手帳でもスマホのスクリーンタイムでもいい。

  • 週21時間(1日3時間)に届いていた:上の表の左の列がそのまま自分の単価になる。この場合、比べるべきは総額ではなく「人がつく時間の量」になる。
  • 週10時間だった:3ヶ月の総学習時間は270時間ではなく130時間。単価は左の列の約2倍になる。
  • 週0〜3時間だった:分母がほぼ立たないので、実質的に右の列(16,653〜51,975円)を払うことになる。ここに当てはまるなら、契約の前に「先に週3時間を4週続ける」を試したほうが、判断材料としては速い。

提案:この記事の後半で置いている「総額 ÷ 卒業後も続いた月数」は、契約が終わったあとの単価。ここで置いた「総額 ÷ 自分が実際に使う時間」は、契約している間の単価。2つとも分母が自分の行動量なので、料金表の側では決まらない。

まず、向いていない条件から確認する

確認項目:次の3つに当てはまるほど、支払いが期間中の延命に寄りやすい。

  • 教えてもらえれば動ける、と考えている。押してもらう前提だと、押す人が消えた月に止まる
  • 短期間で話せる状態を手に入れたい。伸びの速さを買う契約は、終わりも速い
  • 発音と基礎文法を後回しにしてきた。土台の穴は、伴走では埋まらないことがある

提案:当てはまるからやめたほうがいい、という話ではない。当てはまるなら、卒業後の置き場所を契約前に決めておく必要がある、という話になる。

単価に直す計算

ここがこの記事の持ち帰りになる。総額ではなく、総額 ÷ 卒業後も続いた月数で見る。

総額 卒業後に続いた月数 1ヶ月あたり
候補A (記入) (見込み) 総額 ÷ 月数
候補B (記入) (見込み) 総額 ÷ 月数

試算:計算の形だけ示す。総額を仮に50万円と置く。卒業後も含めて36ヶ月続いたなら、50万÷36でおよそ月1万4千円。卒業月で止まって3ヶ月なら、50万÷3でおよそ月17万円。同じ50万円でも、単価は10倍以上動く。この50万円は計算の形を見せるための仮の値で、実額ではない。

提案:分母は買った期間ではなく、支払いが終わったあとも動いていた期間にする。ここを入れないと、安いほうが得に見えたまま決まる。

分母を予測する3つの質問

確認項目:自分に向けて答える。答えが分母の見込みになる。

  1. いま、頼まれずに続けている習慣はいくつあるか。0なら分母は小さく見積もる
  2. 過去の学習は、終わった瞬間から何日でやめたか。その日数が目安になる
  3. 卒業後の置き場所を決めているか。曜日・時刻・相手まで決まっているか

受講中に、自分の手で1度は回しておく

確認項目:受講中に次を自分で決める時間があるかを、契約前に聞く。全部お任せだと、卒業後に初めて挑戦することになる。

  • 今日は何を、どの順で、何分やるか
  • 次に何をやるかが尽きないか(教材の在庫)
  • 伸びているかを自分で判定する方法

払う前に、7日だけ回してみる

公式情報:スパトレは第二言語習得論に基づく学習方法で、自習とレッスンを組み合わせる設計になっていて、7日間の無料期間がある(スパトレ公式サイト・2026年8月8日時点)。

提案:自習が前提に入っている形を7日回すと、分母の見込みが実測に変わる。7日のうち何日できたかが、そのまま3つ目の質問の答えになる。

公式情報:speekは、上智大学の北原真冬教授が監修する音声学ベースの発音矯正スクールで、講師は言語系の学位保持者のみ、完全オンラインで対応している(speek公式サイト・2026年8月8日時点)。

提案:発音を後回しにしてきた場合、そこだけ先に人に見てもらうと、コーチングで扱う範囲が狭くなる。範囲が狭いほど、同じ期間で回せる量は増える。

頼まれなくても続く習慣が、すでに複数あるとき

  • すでに頼まれずに続いている習慣が複数あるなら、分母は大きく見積もれる。単価は下がる
  • 7日の実測は上達を測るものではない。できた日数だけを見る
  • 無料期間のあいだに解約するつもりなら、解約の手順と締切を登録した日に確認しておく

申し込む前にやる3つ

  1. 候補の総額を書き出す。ここまでは誰でもやる
  2. 3つの質問に答えて、分母の見込みを入れる
  3. 割り算して、1ヶ月あたりで並べ替える。総額の順位と変わるかを見る

順位が入れ替わったなら、比べていたのは金額であって費用対効果ではなかったことになる。分母を先に見積もると、選ぶ相手が変わる。


▶ 公式サイトで内容と料金を確認する

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料金・キャンペーンは改定されます。申し込む前に、各公式サイトの最新表示を確認してください。
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料金を比べる前に、払う価値があるかを先に決めたほうが速いです。英語コーチングは意味ない?高額を払う前に確認する4つの問いで条件を3つに絞っています。

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